レンジャーは1952年の英国海軍による北グリーンランド遠征探検の際、隊員たちに支給されたオイスター プリンスをルーツとして1960年代に開発されました。着用データから過酷な環境下でも高い性能を発揮することが証明され、以降、堅牢性と実用性を兼ね備えた探検時計として生産。ボリュームのあるアロー(矢印)型の時針と先端が角型の秒針、3、6、9、12のみアラビアインデックスを採用したシンプルなデザインで人気を博します。長らく歴史が途絶えたものの、2014年にヘリテージとして復活。さらに2022年には遠征探検70周年を記念しレギュラーコレクションとして復活を果たします。当時のデザインを踏襲しつつも現代的な仕様に昇華された、探検時計の伝統を今に受け継ぐコレクションです。