ロレックス サンダーバード

ロレックス サンダーバード

THUNDERBIRD

サンダーバード

両方向に回転するベゼルを備えデイトジャストの派生モデルとして登場した通称サンダーバード。そのネーミングは、米軍アクロバットチーム「サンダーバーズ」の隊長ドン・フェリス大佐の退役記念モデルとして別注されたことが由来しています。その後、サンダーバードの通称が拡がり、回転ベゼルを装着したデイトジャストはサンダーバードと呼ばれることになります。2004年に生産が終了するまで、およそ50年に及ぶロングセラーモデルとして人気を博していました。

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ABOUT THUNDERBIRD

  • 第5世代まで続いたロングセラー

    1956年に誕生したサンダーバードは1950年代に回転ベゼルを備えた初代ターノグラフを系譜としたモデルに位置付けられています。初代モデルは回転ベゼルの装飾にクル・ド・パリが施された個性的なデザイン、第2世代Ref.6609からは細いラインが無数に入るデザインに変更され、最終型までこのデザインが踏襲されました。第3世代のRef.1625は名機cal.1570を搭載。ムーブメントが高振動化した第4世代を経て、完成形といえる第5世代で惜しまれつつ生産終了を迎えました。

  • モダンに進化した回転ベゼル

    サンダーバードの象徴といえる回転ベゼルですが、世代ごとに細かいマイナーチェンジが行われています。初代モデルはクル・ド・パリ装飾、その後は細いラインが無数に入るデザインへと変更、立体的に装飾されたアラビアインデックスの書体も横長のデザインに進化を遂げました。第2世代まではくさび型インデックス、アルファ針だったものが、以降バトン針、バー、ローマンインデックスと次々に多彩なバリエーションが生まれました。

  • レアな金無垢モデル

    ロレックスのラインアップのなかでも異彩を放つ生産終了モデルとして最近とくに注目を集めているサンダーバード。生産終了から10年以上が経過するため、年を追うごとにコンディションの良い商品は減少している状況。特に価格が高価な金無垢モデルは生産数が少ないことから、市場でも高値で推移しているモデルに数えられます。1988年〜2004年の最終世代はステンレススチール、コンビモデルなど豊富なバリエーションが展開されていたため、安定した市場価格で推移しています。

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