ABOUT DAYTONA デイトナとは

• スポーツからラグジュアリースポーツへの華麗なる進化

  1963年に誕生したデイトナは、当初は手巻きムーブメント、そしてプラスチックベゼル、ステンレスベゼルの2種がラインアップされていました。その後1988年には自動巻きムーブメントに進化し、ステンレスベゼルに一本化。バリエーションとして金無垢、革ベルトがラインアップされます。2000年にはついにロレックスが開発したムーブメントを搭載し、大きな話題を呼びました。その後はレインボーに代表される宝飾モデルなどラグジュアリスポーツとしてバリエーション展開が図られています。

• 半世紀以上にわたって変わらない不変のデザイン

  デイトナが初代モデルから継承し続けているアイコンが横3つ目に配列されたインダイヤル、ベゼルに配置されたタキメーター(ベゼルに刻まれた数字)というデザインです。ロレックスが半世紀以上にわたってこのデザインを変更しない理由は、最も優れた視認性と実用性を兼ね備えているからといえるでしょう。スポーツウォッチとしての地位を確立したデイトナは、宝飾、金無垢、ラバーストラップなど、高級化志向にシフトチェンジし、ラグジュアリースポーツウォッチとして進化し続けています。

• デイトナは資産価値としてのメリットも

  ロレックスのスポーツモデルにおける最上位モデルだけにその相場はかなり高いことで知られています。特にステンレススチール素材のデイトナは常にメーカー希望小売価格をはるかに上回るプレミア価格で推移しており、巷では「デイトナマラソン」と呼称されるほど、入手が難しいモデルの筆頭に数えられています。そのため、買取額も常に高価格で取引されているのが特徴です。資産価値を考慮するのであれば、ステンレススチールモデル、あるいは金無垢モデルがおすすめです。

• ファン垂涎のポール・ニューマンモデル

  プレミア価格で相場が推移するロレックス スポーツモデルの中でも一線を画すデイトナ。現行モデルのみならずアンティークの世界においても高い人気を誇ります。特にハリウッド俳優ポール・ニューマンが身に着けていたデイトナ、通称「ポール・ニューマンモデル」の人気と価格は別格です。2017年に開かれたオークションには本人が身に着けていた実物が出品され、腕時計史上最高額である約20億円という破格の金額で落札されました。希少価値が高く手に入れることは困難ですが、ファンであれば1度は手にしたい憧れのモデルといえるでしょう。

• 圧倒的なステータスを誇る金無垢

  豊富なラインアップを誇るロレックスの中でもオールゴールドモデルが存在するのはデイトナを含む限られたコレクションのみ。ロレックスではイエローゴールド、ホワイトゴールド、エバーローズゴールド(ピンクゴールド)の3種類のゴールドが展開されています。その中でもイエローゴールドは腕元で圧倒的な存在感を放ち、まさに成功者の証といった風格が漂います。また金の価値は世界情勢が大きく動く昨今でも比較的安定しており、資産価値として保有することに重点を置くのであれば金無垢モデルを選ばない手はありません。

• デイトナ誕生50周年を記念して

  2013年にデイトナ誕生50周年記念モデルとしてデイトナ史上初となるアイスブルー文字盤が発表されました。アイスブルー文字盤はプラチナモデル専用カラーであるため、所有していることは非常に高いステータス性を体現します。またアイスブルーに合わせてチェスナットブラウンという特別カラーのベゼルもラインアップ。他にはない2色の組み合わせは凛とした中に柔和な雰囲気も感じられ、今までのデイトナとはまた違う品も漂わせています。

• 歴史に残る「エル・プリメロ」搭載モデル

  1988年から自社製ムーブメントが搭載されるまでの約12年間はゼニス社のクロノグラフムーブメントの名機、通称「エル・プリメロ」にロレックス独自のチューニングを加えたCal.4030を搭載。デイトナはこれをもって自動巻き時計の道を進むことになります。また風防はサファイアクリスタル製へアップデートし、防水性能も50ｍから100ｍ防水へとスペックアップ。耐久性と実用性が大きく進化しました。エル・プリメロ搭載モデルは現行モデルへと繋がる大きな転換を成し遂げた歴史に残る逸品といえるでしょう。