ロレックス オイスター

ロレックス オイスター

OYSTER

オイスター

1905年に創業したロレックスはロンドンからスイス時計産業の聖地ジュネーブに生産拠点を移転するまで、精度を追求したムーブメントの製造に力を注ぎました。その結果、腕時計として初めてクロノメーターの公式証明書を獲得するに至ります。ムーブメントの精度向上を達成したロレックスは1926年、世界初の防水腕時計を開発し、時計ブランドとして大きく飛躍を遂げることとなります。その防水時計こそ、現在までロレックスの代名詞として使われているオイスターケース誕生のきっかけとなるのです。

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ABOUT OYSTER

  • イギリス海峡を横断したロレックス オイスター

    「牡蠣」の殻のように密閉することで、ムーブメントを水や埃の侵入から防ぐオイスターケースは1926年に完成しました。翌年、ロレックスはイギリス人スイマー、メルセデス・グライツ氏にイギリス海峡を横断するチャレンジにこのロレックス オイスターを提供します。結果、10時間以上にわたって泳ぎ続けたメルセデス・グライツ氏の腕元にあるロレックス オイスターは見事浸水することなく動作を続けました。以後、この偉業を新聞紙の全面広告に掲載、ロレックスの名が世に広く知れ渡りました。

  • ロレックスこだわりの手巻きムーブメント

    1931年にロレックス3大発明の1つ、パーペチュアル(自動巻き)が完成するまで、手巻きムーブメントはロレックスのメインの機構として使われます。その後、パーペチュアルが多くのモデルに搭載されていく中、1980年代後半までロレックス オイスターは作り続けられました。自動巻きローターが装備されないロレックス オイスターは軽量、さらに部品の数を少なくすることで耐久性が向上し、根強い人気を集めます。現在も市場で多くの手巻きモデルが流通している理由は、その高い耐久性に所以しているのかもしれません。

  • 1950年代を境に変動するオイスターの相場

    1926年から1980年代半ばまであらゆるバリエーションがラインアップされてきたロングセラーモデル、ロレックス オイスター。その中でも1950年代までのモデルは長針、短針にスモールセコンド(6時位置に配置される秒針)の組み合わせが多く見られました。この時代のロレックス オイスターは現存数が少なく、また年式が古いためコンディションによって相場が大きく変動する一方、1950年代以降のロレックス オイスターは生産数が多いことから、安定した価格帯で流通しています。

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