SINN / 歴史
ドイツ空軍パイロットであり教官でもあったヘルムート・ジンが1961年に創業。正式名称・ジン特殊時計会社(Sinn Spezialuhren zu Frankfurt am Main )は、ヘルムート・ジンのパイロット経験を生かしたプロユース向けの造りで、1980年代は航空機、軍用機のコックピットクロックの製作も行っていました。1985年にはスペースラブD1ミッションに帯同した「140.S」が無重力空間において自動巻きの作動が証明され、ジンの知名度は向上することに。1994年にはIWCでチーフエンジニアを務めたローター・シュミットが参加し、様々な技術が量産モデルにフィードバックされていきます。
SINN / 歴史2
ジン特殊時計会社というネーミング通り、ジンの時計にはプロフェッショナル向けの技術が量産モデルに備わることも珍しくはありません。1994年に開発した「マグネチック・フィールド・プロテクション」は、軟鉄性のインナーケースでムーブメントを保護し80,000A/mの耐磁スペックを備えます。温度変化による風防の曇りを防止する「Arドライテクノロジー」、耐圧、水中での視認性を確保する「ハイドロ」、セラミック素材と同等の硬度を実現した「テギメント」など、その技術と信頼性はドイツの税関犯罪局、警察特殊部隊、消防レスキュー部隊、対テロ特殊部隊GSG-9などが正式採用していることでも実証されています。
SINN / 代表的なコレクション
ジンの豊富なバリエーションの中において、ベーシックな位置づけのモデルとなるのが「556」です。時・分・秒というシンプルな構成は視認性に貢献。さらに20気圧防水を備えているため、あらゆるシーンにおいて最適なモデルと言えるでしょう。創業者ヘルムート・ジンの精神を継承するベーシックなパイロットモデルが「104」。視認性はもちろんのこと、両方向回転式のベゼルがノスタルジックな雰囲気を演出しています。1997年に特殊部隊向けとして開発された「EZM」シリーズもジンを代表するコレクションのひとつ。ジンの技術が凝縮されたハイスペックモデルとなります。