ORIS / 歴史
1904年、ポール・カッティンとジョージ・クリスチャンがスイスのヘルシュタインに時計工場を買い取るところからオリスの歴史はスタートします。1911年には300人を超える大企業に躍進し工場を拡大。1925年にオリス初の腕時計(懐中時計にベルトが付いたもの)が完成しました。1938年にはパイロットウォッチの名作「ビッグクラウン」が誕生。大型のリューズ、そして外周に日付を備えるポインターデイト機能はオリスのアイデンティティとして現在もラインナップされるロングセラーモデルとなりました。1952年、オリス初の自動巻き腕時計が誕生し、コストパフォーマンスに優れた製品で多くのヒット作を生み出していきます。
ORIS / 歴史2
1965年、回転ベゼルを備えたダイバーズ時計が発売されます。ユニークなダイアル、逆回転防止ベゼルを備えたダイバーズ時計は2015年に「ダイバーズ65」として復刻され、現在のオリスの基幹モデルとしてラインナップされます。クォーツショックの波を乗り越えたオリスは1982年に機械式時計のみの生産に注力していきます。1988年に機械式アラーム時計を発表、1997年には1時間刻みで前後に時間調整が可能となるワールドタイマーを発表し、オリスの優れた技術力を知らしめました。2002年には赤く塗装された自動巻きローターをトレードマークとし、「機械式時計=オリス」の哲学を表現しています。
ORIS / 代表的なコレクション
オリスのコレクションは「ダイバーズ」、「カルチャー」、「アヴィエイション」、「モータースポーツ」で展開しています。その中でも特に人気が集中しているのが「ダイバーズ」となります。こちらのコレクションには、2015年に発売された復刻モデル「ダイバーズ65」、タウンユースでの使用を前提とした「アクイス」、そしてプロユース向けの「プロダイバー」がそれぞれラインナップされています。「アヴィエイション」もオリスの歴史に欠かすことができない重要なコレクションと言えるでしょう。1938年に発売された「ビッグクラウン」はオリス・パイロット時計の祖とも言うべきモデル。その歴史を現在に継承するコレクションとなります。