ABOUT PORTUGIESER ポルトギーゼとは

• 美しく洗練されたデザイン

  ポルトギーゼの視認性に優れた端正なフェイスを構成しているのは、葉のような美しい形状をしたリーフ針やアプライドされたアラビアインデックス、そして鉄道の線路を描くような外周のレイルウェイ目盛り(シェマンドフェール)。計算され尽くしたデザインコードは、同コレクションに機能性のみならず、エレガンスと知性を与えています。1939年の誕生当時から変わらぬ無駄を排除した美しいアイデンティティーは、現在も脈々と受け継がれています。

• ポルトギーゼ人気に火をつけたクロノグラフモデルの登場

  現在ではIWCのアイコンウォッチとして圧倒的な人気を誇るポルトギーゼですが、実は最初から順風満帆だったわけではありません。発売当初のオリジナルモデルは懐中時計用の大型ムーブメントを搭載していたため、約41mmというケース径でした。今でこそ格別大きな時計ではありませんが、当時は非常に大型の部類で一般受けしなかったといわれています。そんなポルトギーゼが世間の注目を集め、再評価されたのは1995年のこと。ポルトギーゼ クロノグラフ ラトラパンテの発表と、その3年後に満を持して登場したポルトギーゼ クロノグラフの大ヒットがきっかけでした。

• クロノグラフのイメージを覆したエレガントなデザイン

  ポルトギーゼ クロノグラフが登場する以前は、クロノグラフウォッチといえばタフで骨太な印象でした。一方ポルトギーゼ クロノグラフはドレスウォッチ然とした繊細なデザインで、当時のクロノグラフウォッチの概念を覆します。多くの機能や要素を文字盤上にすっきりと調和させ、かつてはネックであった大きなケースサイズすらも、その優美さを語るための最適な器にしてしまうデザインバランスは愛好家をも唸らせました。事実、ポルトギーゼ クロノグラフの完璧なデザインは発売時からほとんど姿を変えることなく継承され、世界中で愛され続けています。

• コンプリケーションモデルやマリンスポーツモデルも

  ポルトギーゼには定番のクロノグラフ以外にも、さまざまなモデルがラインアップされています。防水性に優れたマリンスポーツウォッチとして展開されるポルトギーゼ ヨットクラブは、シーズンレスに活躍する人気のブレスレットモデル。また、近年はトゥールビヨン、ミニッツリピーター、パーペチュアルカレンダーなどを備えたコンプリケーションモデルも登場し、コレクションの奥行きの深さを増しています。2019年以降は汎用ムーブメントから自社開発ムーブメントへと切り替わり、現行モデルは全て自社製ムーブメントが搭載されています。

• 2020年には待望のブレスレットモデルが登場

  そのクラシカルなイメージから、主たるラインアップは革ベルトタイプであるポルトギーゼ。そんなポルトギーゼに、当コレクション初のブレスレットタイプが登場しました。カラーや素材の異なる革ベルトでポルトギーゼならではのシックな魅力を味わうことはもちろん、ブレスレットタイプでこれまでと違ったポルトギーゼの表情を愉しめるようになりました。夏場の着用など、革ベルトの装着が難しいシーンでもポルトギーゼを堪能できます。