BELL&ROSS / 歴史
若く新しい時計ブランドであるベル&ロスは1992年フランスで創業しました。創業者のカルロス・ロシロとブルーノ・ベラミッシュは高校時代の友人同士で、カルロスはパリの金融マン、ブルーノは工業デザイナーとして、お互い別々の道を歩んでいました。そんな2人は1990年に再会を果たします。そこでお互いにただならぬ情熱を抱くほどの時計好きだと判明。それはブランド設立を考えるほどのものでした。かくして「ベル&ロス」はこの2人の情熱から誕生するのです。
BELL&ROSS / 由来
ブランド名は創業者のカルロス・ロシロ(Carlos Rosillo)とブルーノ・ベラミッシュ(Bruno Belamich)の名前を取り「Bell&Ross」としました。「&」のロゴは、二人の才能を結びつける意味とともに、彼らが理想とする伝統と現代性を融合させた時計の象徴として掲げられています。設立後すぐにミリタリーウォッチの雄である「Sinn」と業務提携を果たします。その後、1998年には、ベル&ロスブランド名義で初のオリジナルモデルとなる「ヴィンテージ」を発表します。
BELL&ROSS / 特徴
歴史の浅いブランドながら伝統を重んじる時計業界に真っ向から勝負を挑むそのスタイルがシャネルの目に留まります。シャネルとのパートナーシップを結んだベル&ロスは、「形は機能に従う」というコンセプトのもと、機能と独自のセンスを融合した製品を次々に展開。2005年には本格的なプロ仕様の航空時計「BR01」と「BR03」を発表。これが世界的に賞賛され、ベル&ロスは名実ともに世界に認められるブランドとなります。先祖代々伝わる時計師でもない、”時計好き”の同級生2人が設立した時計メーカーは、わずか20数年で老舗メーカーに肩を並べるトップブランドへと成長を遂げたのです。