デイトジャスト サンダーバード[6609] | ロレックス メンズ アンティーク 時計

デイトジャストに回転ベゼルを装備した通称"サンダーバード"は、1950年代に回転ベゼルを備えた初代ターノグラフを系譜とするモデル。サンダーバードのネーミングはアメリカ空軍のアクロバットチーム"サンダーバーズ"の隊長ドン・フェリス大佐の退役記念として別注されたことが由来といわれています。経過時間を計測するために設けられた回転ベゼルはダイバーズウォッチのそれとは異なり、両方向に回転する仕様。そのため、日常生活においても役立ちます。ベゼルにはエンジンターンドの装飾が施されており、ドレスウォッチの雰囲気があるデイトジャストをスポーティーに魅せる効果も併せ持ちます。こちらの個体は希少な18Kイエローゴールドブレスが装着された逸品。多くの金無垢ブレスは外されていることが多く、こちらの個体のように装着されているのは極めて希少です。ムーブメントはバタフライローター仕様のcal.1065が搭載されています。バタフライローターとは巻き上げ効率を上げるために、ローターの中心部に独特な切れ込みが入ったデザインで、この当時のロレックスに多く装備されていたもの。半世紀以上経過した個体であるため、外周一部劣化、裏ぶた1個所にへこみが見られますが、生産されてからの年月を考えればそのダメージは少ないともいえます。すでに市場流通が大幅に減少しているRef.6609において、今後このようなサンダーバードは手に入れることが難しいでしょう。

大変珍しいYGべゼルの通称“サンダーバード「6609」　ダイヤルは交換品となり、外周一部劣化（1時付近）がございます　裏蓋1個所へこみあり　ケースのref/ser刻印は経年の変化で薄くなり見えずらくなっています　希少なブレスレット仕様　ブレスレットは経年の伸びが見られます。 ブレスレットの調整はコマを外す場合には別途有料にてカットが必要です。